日本はスポーツマンシップがないとよく言われる。本来、試合とは自チーム、相手チーム、レフリーの三者間が互いにリスペクトしあって初めて成立するものである。どちらかというと日本は自己の姿勢や精神にフォーカスをしてしまう傾向にある。よって、諦めないことが大事とされる。試合が決まっても諦めない。これが「美」とされる文化である。これは間違うと「玉砕精神」に繋がってしまう。負けと分かってていても戦うなど他者のことなど考えない精神が身についてしまう。本来「諦め」の語源は「明らむ」である。明らかに見極めることが諦める、なのである。見極めることを行い相手をリスペクトすること学ぼう。教育で必要なことはこちらではないであろうか。共存の中の競争心が人を大きくし、他者をも成長させる。部分的に物事を見るのではなく全体的に物事を見る目を養うことが教育では必要なのである。そのメンタリティーはきっと社会にでて役立つことであろう。私は試合前いつも願っている。「相手チームに対して100%の力を出してくれ!レフリーに対して100%の力を出してくれ!そして自チームにも100%の力を出してくれと!」と。最高の演出をすることで価値ある時間をともに過ごすことができるのである。バスケットボールをやっている限り皆仲間である。この気持ちが大きくなればきっと日本のバスケットボールも1つになることであろう。私の声は決して止むことはない・・・決して!
スポーツマンシップ
更新日:2018年11月26日
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