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違和感を感じた教育

 数年前、私がサラリーマンの頃の出来事。電車に乗った時、運動部らしき中学生くらいの子たちが団体で座っていた。周りはガラガラである。そして、大人たちが数人乗り込んだ。その瞬間、中学生たちは全員立ち上がった。周囲は空いているにもかかわらず・・・。これが部活動で教わっている教育かと・・・。この光景に対してものすごく違和感を感じた。一見、見た目には美しいと周囲には映ったであろう。しかし、私にはそうは映らなかった。空いていたら座っていれば良いのである。だって空いているのだから。体の不自由な方がいたら譲れば良い。何も難しいことはない。シンプルに考えれば良いのである。何事も矯正することは思考停止状態を生む。考える力を養うことが教育である。自分で考えることができないと世界から遅れていくことになる。優秀な日本人はどんどん海外に進出していっている事実。インターネトの普及で国境はなくなった。情報はいつでもどこにいても取ることができる。西洋の文化が入り込み自分たちの文化が脅かされている、などと言った時代遅れの考えはもう通用しない。世の中の発展は凄まじいい勢いで変化をしていることを認識するべきである。授業で私が話している1コマ。少しでも気づいてほしいと願うばかりである・・・悪いのは子どもたちではない。



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