私の意見なので当てはまらない人もいると思うのでご承知願いたい。日本の場合、恩師というと殆どが高校時代の監督や先生になる場合がある。中学でもなく小学校でもなく大学でもなく・・・若干の不思議さを持っていた。そこでいろいろ考えてみた。以下のことが影響しているように勝手に思っている。
よく言われるのがアメリカの大学に入る場合、入るのは比較的簡単で出るのが難しく、日本の場合入るのが難しく出るのが簡単だと言われる。もちろん全てではないが・・・このような傾向にある。何が言いたいかというと、アメリカの場合、出るのが難しいということは最終的に絶頂期の学力は大学4年時になる。日本の場合は最終的に学力は高校3年時となる。その学力で社会を生きていくことになるので社会に出てからは大きな差となって現れることであろう。学歴社会の影響もあり大学に入ってしまえば、といった考えもあるのであろう。日本はいろいろな意味において高校で「何か」を終結させるように感じる。その「何か」は様々であるが・・・。よって思い出などは色濃くなり、恩師はだいたい高校時代の先生となる。それだけに日本において高校生活は大きなものと考えてしまう。私は思考を変えてくれた人、発見させてくれた人、助けてくれた人・・・すべて恩師と考えている。人生はとても長い。高校で終わりではない。旅は続くのである・・・。
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