ある農夫が一頭きりの馬に鋤を引かせて田を耕していたところ、その馬が逃げ出してしまった。村人が「災難だったな」というと、農夫は答えた。
「さあ、どうかな」
次の日、その馬が別の馬2頭を連れて帰ってきた。村人が「良かったじゃないか」というと農夫は答えた。
「さあ、どうかな」
農夫の息子が新しい馬を馴らそうとして、落ちて足を折ってしまった。村人が「これは災難だったな」というと、農夫は答えた。
「さあ、どうかな」
次の日、兵士が村にやってきて、村中の男子を戦争にかりだしたが息子は怪我をしていたので徴兵を免れた。
村人が「お前は幸運だな」というと・・・。
このあとも話は続く。
人生も同じである。何か上手く行かなかったとしても一過性のものかもしれない。
人生は長い。
いろいろあって何が悪いんだい?
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